『ペンギンの国のクジャク』
A Peacock in the Land of Penguins - CRM ラーニング社
※ここでご紹介する映像は英語オリジナル版をもとにしています。
日本語版のご評価用DVDをご希望の方は下記ボタンをご参照ください。
- DVD日本語吹替版 10分
- 通常価格 ¥59,500
特別セール価格 ¥56,000

- 【付属品セット内容】
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- リーダーズガイド(英)
- ワークブック(英)
- CD-ROM参考資料集(英)
- リマインダーカード(英)
がんこで保守的なペンギンが支配する国にやってきた元気で有能なクジャクのジャック、そしていろいろな毛色の鳥たち。
でもペンギンスーツも着ていないし・・・、
うまく対応できるのだろうか?そしてペンギンたちは・・・。
あなたの職場は多様性を受け容れられますか?
米国の例に見るように「多様性」は変革と発展への必須のパワー。ペンギン国の寓話がその対処法を示唆してくれる。
大ヒット書籍「ペンギンの国のクジャク」のDVD版。
商品詳細
急速に変化し多様化するこの世界で、さまざまな課題に立ち向かうのはこれまで以上に重要です。世界的評価の高いこのアニメでは、明快な描写と示唆的でマイルドな方法により、従業員の能力開発・効果的なコミュニケーション・チーム育成技能・および多様性という状況の中での創造性、などについて描いています。
ペンギン一色の国にやってきたクジャクのジャックを始め、エキゾチックな羽根の鳥たちは、才能と知性を持っているにもかかわらず、その社会に適合するのに苦労します。しかし、ジャックと彼の友人たちがオオカミたちの攻撃からその島を救ったとき、ペンギンたちは悟るのです。常に変化している世界では、すべての鳥がお互いのスキルや貢献に感謝しなければならない、ということを。
内容のご紹介
多様性の大切さを示す寓話:
組織の海に浮かぶ島をペンギンが支配していた時代のお話
同質社会であるペンギン社会においてはペンギンが優位に立ち、出世を望む他の鳥たちはできるだけペンギンのスタイルに近づくように薦められていた。また、ペンギン以外の鳥が重要な地位に就くことはなかった。
ペンギンは仲間同士でいるときが一番快適であり、ペンギン流のやり方に自信があったのだ。
しかし、クジャクのジャックを含む新しい鳥たちが加わったことによってペンギンの国の変化が訪れ始めた。
ジャックは優れた能力を身に付けており懸命に働いたが、ペンギン流のやり方に合わず、苦悩が始まる。
それは他の鳥たちも同じであり、状況は悪くなっていった。
ペンギンたちと他の鳥たちは、それぞれ異なるジレンマに悩むことになる。
- ペンギンのジレンマ - 文化を損なうことなく多様性を受け入れることができるか、自分たちが築き上げてきたスタイルを変える必要性はあるのか。
- ジャックたちのジレンマ - 島に馴染むためにどれだけ変わればいいのか、成功するためにどれだけの代償を払うべきなのか。
ある日「ペンギンの国」は突然のオオカミの侵入に遭う。そこで鳥たちは話し合い、作戦を考え見事オオカミを退治することに成功した。
ペンギンたちは未来に待ち構えているだろう新たな危険に対し、もっと協力しあう必要性があり、そのためにお互いを知る必要性があるということを学んだ。
・「ペンギン」プログラムのサイト:http://www.peacockproductions.com
・このタイトルの作者BJ ギャラガーのサイト:http://www.bjgallagher.com/index.htm
ちょっとトピックス
日本はペンギン社会か?
日本社会は、いわゆる圧倒的多数の「同質・均一」集団を中心にして営まれてきました。「周りと同じ」「みんなと同じ」が優先され、ちょっとでも違った環境、立場にある人や、政治的、社会的になんらかの隔離状態に置かれた人々、つまり、「みんなと同じでない人々」は、「異質」として排除されてきました。 なぜでしょう? 圧倒的多数の同質集団は、大多数の慣習に浸っていたほうが楽だからです。自分に火の粉が降りかかってこない限り、大多数の社会では、差別も人権も考えなくても、生きていけるから、ではないでしょうか。
では…あなたの会社はペンギン社会?
「書籍『ペンギンの国のクジャク』では、あなたの組織が『ペンギンの国」かどうかの判断基準として、以下のような質問を挙げています。さて、あなたの会社はどうでしょうか?」・・・
- 方針決定には、創造性、大胆さ、柔軟性、新機軸を重視(「良さそうだなーやってみよう」)するのではなく、先例、伝統、規制が優先される(「いままでそんな例はない」あるいは「それは社の方針に反する」など)。
- 会議は集団思考になりがちだ―異論が出たり、議論が分かれたりすることはほとんどない。伝統や現体制を楯にして、対立や衝突を避ける。
- 人前では、「社の方針」を重視し、けっしてはっきり意見を述べないことが、なにより重要だ。信用できる相手かどうか分からないのに、うかつに率直な意見を打ち明けてはならないし、まちがっても「うちの上司は分かっていない」などと指摘してはならない。
- 「組織重視」のおかげで、なにかにつけて動きが緩慢になる。非常に官僚主義的で、新しいプロジェクトを立ち上げるにも、顧客からの苦情を処理するにも、物品を購入するにも、何段階もの承認が必要だ
- 新人は、<所属する部門>の水に慣れ、みんなとおなじになって適応することを奨励される。中身よりも形式が大事。往々にして、結果よりも、整然とした形式が重んじられる。適応しそこなった場合、出世の見込みはない。
- 幹部には女性や海外出身者はほとんどいない。もしいても、彼らは既存の秩序をかたくなに 守っていることを証明するために、だれよりも組織に溶け込んで行動する。